【第一回目の感想メールは、後日追加いたします。-m(--)m-】
◆ 防 災 促 進 ◆
◆中 越 地 震 に ついて◆
◆第一回目の関東 勉強会、東京体育館にて被災体験談を賜りましたT,A様◆
◆下記は、その時に賜りました、お話の内容です。◆
新潟から参りましたT,Aです。母です。
今日はよろしくお願いします。
10月23日 6時頃に地震がおきました。
そんな中、不安な気持ちで毎日会社へ向かいました。
気持ちの動揺でとても仕事も手につかない時、
いつも読んでいる”メールマガジン”へ、
気持ちの整理をさせてもらいたいと思い手紙を送りました。
その時のものを今日はそのまま読ませていただきます。
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私は、新潟県栃尾市に住んでいます。
いつも楽しみに読んでいます。
私の所は、震度6弱の地域でした。
あの日、私は土曜日で仕事が休みでした。
「たまにでかけようよ~ 連れてって~」
と、母に誘われ、そうだね!と
震源地の川口町に、ドライブに出かけました。
「夕方からデートなんだから~♪ もうっ、はやく帰ろうよ~(^3^)♪」
なんて言いながら、少し急いで家につきました。
5時のことです。
母は、買い物してきたものの値札を、ウキウキ♪はずし、
私は、彼からの「仕事が終わったよ!どうする?」のメールで、
ウキウキと2階にかけ上がり、電話をしていました。
「長話になったね♪こんなん話している時間で、はやく待ち合わせ
できたじゃんね♪」
「じゃ!また7時に小千谷でね♪」
「うんっ♪ お化粧して、眉毛かいて~★ かわいくして行くからね~♪♪」
「はやく逢いたいね」
「じゃっ♪」
そして、私は姿見の前で、眉毛を書き、
「さ!デイトっデイト~♪ ママにも出かけるって声かけなきゃ~♪」
と、立ち上がった瞬間、地震が来ました。
今でもあの揺れは忘れません。
地震だなんて、思えませんでした。
とにかく、今起きている事に、
なにがおきてるのか…なに?なに?
と、ふんばることしかできませんでした。
部屋の中で、ジェットコースターにのってる感じです。
経験したことない、信じられないくらい本当に長い時間ゆれていました。
途中で、はっと我にかえり、母に向かって叫びました。
「ママ ママ ママ ママ だいじょうぶ ママ」
振動の音で、ちっとも伝わらず、母の声も私には届きません。
やっと、声が聞こえ、
「外にでるよ はやく降りてきなさい。」
母の叫ぶ声が聞こえました。
落ちてきたもので開かなくなったドアを、死にものぐるいであけ、
今も、どうやっておりたのかわかりません。
母の元に行き、二人で外に飛び出しました。
隣の家の人と、血相かえて、固まりました。
手と手を取り合って、声かけあって、余震と戦いました。
地震という意識は、その時点でも少なく、
ただただ、今起きていることについていくことで精一杯でした。
周りは真っ暗。
私の家は、ものすごく田舎なので、隣との距離も100mです。
ご近所は、お年寄りの一人暮らし、体が不自由な方。
そんな地域で、みんなで叫びあって、助けあいました。
「火を消して!外にでて!だいじょうぶ」
ラジオだけが、見方でした。
情報にしがみつきました。
道路でふるえながら、今起きていることを知ることに全力でした。
父の安否。
彼の安否。
兄の安否。
だいじょうぶ。だいじょうぶ。絶対だいじょうぶ。
根拠がない呪文を唱えていました。
みんな無事だった時のうれしさ。
今まで顔も知らなかった人の助けのありがたさ。
忘れません。
寒い中、助けあって外で過ごしました。
やっぱりラジオが心を助けてくれました。
強くいれました。
朝を迎えた時のうれしさ。
昨日の事は夢じゃない。現実なんだ。
という覚悟を背負う気持ち。
今も昨日の事のようです。
あの日から、もっともっと、大変なことが沢山あって、
口では言い表せない位の気持ちが、毎日変化して。
それなのに、
「また後でね♪はやく逢いたいね♪」
って彼と話していたあの時が、昨日の事のようです。
朝起きて、これが夢だったらどんなにいいだろう。
夢なんじゃないか。
何回思ったことかわかりません。
今は、あのころよりも落ち着き、私も出社して
こうしてメールを送信できるようにまでなりました。
でも、今も不安な気持ちは変わりません。
いつまでも、くよくよしてても、、、と周りの人に言われる度、
とりのこされた気持ちで、涙が吹き出しそうになります。
幸い、私の家は、少しの被害ですみ、屋根の下で寝ています。
でも今も怖くてガスをつけられません。
服を着て、玄関に一番近いところで、みんなで固まって寝ています。
そういう人はきっと沢山いるんだと思うんです。
避難生活で、みんながいた時は、寂しさも、不安さも
半分にできました。
でも、復旧が進むにしたがって、
取り残されたような気持ちになっている人も少なくないと思うんです。
被害の大小に関わらず、みんな弱い、一人一人の人間です。
どうか、元気になるまで、忘れないで見守っていてほしい。
そう願います。声をかけて頂ける事が何よりの安心だからです。
私も、自分が当事者になるまで、
ここまで苦しいものだとは思いませんでした。
今、台風や、災害で苦しんでいる人の気持ちがはじめてわかりました。
今の私の願いは、
あの日のつづきをすることです。
お化粧して、とっておきのデートの服をきて、彼に会うことです。
元気だった?って飛びつきたい!
私にあの、何もなく、ウキウキした日があるように、
中越地区のみんなにもあの日のつづきがあります。
私のあの日は、ほんの1ページです。
どんなに時間がかかっても、みんなが、また、あの日のつづきができますように。
明日が明るかったあの日に近づけますように。
小さな力が、大きく心を動かす。
それを目の当たりにした私は、少し大きくなったような気がします。
村の中に住んでる人は、TVで報道されるほど、
自衛隊のみなさんがいたり、人が大勢いたりするところとは無縁です。
孤立している町や村は沢山あるのです。
一人で耐えて、みんなで、雪国根性で耐えています。
家の人が昼間でかけると、ひとりぼっちで恐怖と立ち向かわなくては
なりません。
結局助けがくるところは限られているのです。
中にいる人の力では動かせない事も、
外の人が呼びかける力で動く。
そんなこともあると信じています。
来週になりそうですが、彼と会えそうです♪
今はそれが支えです。
母は、家で留守番です。
花を植えるわ~♪
明るくするわ~♪と言っていました。
カントリードールを作って、クリスマスに、
川口町の子供達へプレゼントするそうです。
みんなが、心からの明るさを取り戻せる日がきますように★
みなさんにも心の支えをお願いします。
この場をかりました。
ありがとうございました。
あ!携帯ラジオは、必要です!
それも、リュックに入れておくのではなく、毎日、使う事が大切です。
日常化すると安心です。(^-^)
私は、懐中電灯と一緒になっているものを、
毎日使って、置き場所も決めておいたので今回あわてなくてすみました。
ほんの数ヶ月前に、胸騒ぎがして買っていたものです。
今買ってきましょう=333
周りのみなさんにも勧めてください!
その側には、携帯充電器もネ。
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と、メールを送り少し気持ちも落ち着きました。
でも、何より心強かった言葉は、青松さんの言葉です。
地震の中、死に物狂いでみつけたHPのメッセージです。
「震度2や3の揺れには、酷なようですが早く慣れてください。
そしてゆっくり寝て下さい。
寝て元気になる事が必要です。」
母も私も、気が狂いそうな位気持ちが張り詰めていました。
少しの言葉で私は泣き出し、
それを見た母は、何でなくの!!!と怒り、
家の中の空気が日々、おかしくなっていたあの頃
青松さんの言葉には本当に本当に助けられました。
この場をかりてお礼を言います。
ありがとうございました。
本日は、このような機会を与えて下さり、
ありがとうございます。
青松さんには
病気に気をつけて、いつまでも元気で観測を続けてほしいです。
一番身近な、青松さんの声が、何よりの励ましだから。
元気が一番! (^_^)
T,A家一同。
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追伸 地震後学んだ事。
・家族の大切さ。
・周りの人の大切さ。
・スーパーマンはいない。
・一人の偉大さ、皆でいることの心強さ。
・何もおきない毎日が一番幸せなんだよという言葉の深さ。
地震後しばらくは、毎日何回も何回も余震が続きました。
それが何ヶ月も続きました。
大阪の親戚の叔母が、阪神大震災の時のことを聞かせてくれていたのに、
どこかで、人事的に受け止めていた私は、
こんなにも余震があることに、戸惑い、恐怖がつのって、しばらく涙がとまりませんでした。
次揺れたら、家がつぶれる。地すべりがおきて流される。
妄想がただただ広がるばかり。
妄想をとめてくれる、知識のある方が、私や母の心を助けてくれました。
それは、青松さんであり、家の前の電柱やNTTの線を治しにきてくれた
下請会社の電機マンの方達などです。
「な~に、だいじょぶだっけん。」
何よりも心強かったこと。家にある、ありったけの物を食べてもらいたくなりました。
大きい地震に対して、どうしても全国のみんなに伝えたい事があります!
「テーブルの下にもぐるという、学校での教えは、大きい地震には使えない。」
ということです!
・地震で家がつぶれる事
・家がおそろしく揺れて、体がとばされる程になること
・逃げたくてもドアが開かないこと
・持ち上げられない石が、吹っ飛ぶこと
・家どころか、大地がゆれる割れるという事
学校で、机にもぐって!と教えられてきた、私たちの世代は、
家の中が、驚異になるなんて、ぜんっぜん、思いもつかないはず!
でも事実です!
私は、地震が来たとき、何がなんだかわかりませんでした。
ただただ恐くて恐くて、母にすがりたいのに、気持ちが遠くにいきました。
外に出る事なんて、思いもしなかった!
地震の時、余裕なんてないです。
考える頭もすっとびます。
本当に、本当にこわい。
震度6弱、強の私がこうなんだから、震源地はもっともっとなはず!
青松さんの地震の会で、母と東京にいった時
ありとあらゆる所が恐かった。
新幹線の揺れから始まって、駅の構内、ビルの中
異常な人混み。
東京で、あの地震がきたら、、、、、
ぞっとします。
少しでも、考えられる備えを、自分の身の回りから。
TVの中で、他人事でニュースを見ていたとき私は、
「どこかから、スーパーマンが現れて、助けてくれる。」
そんな風に、漠然と思っていたけど違いました。
まずがんばらなきゃなのは自分です。家族です。近所のみんなです。
命を守るのも。
大きな組織の人たちが出てくるのは、ずっと時間が過ぎてから。
日頃の備えは大切です。
はぐれたときの家族の集まる場所。
そこから備えてみてはどうでしょうか?
ながくなりました。大きな地震が来ないことをいのります。
◆同じく、被災地 中越の Y長岡様より賜りましたメールです。◆
◆T,A様 Y@長岡様 本当に有り難うございました。-m(--)m-◆
■青松式地震予知実験 管理人 進村より、この場をお借りし、あらためて
深く御礼を申し上げます。-m(--)m-■
◆
A様より賜りましたメール 有り難うございました。-m (--)m-
◆ご無沙汰しております。今月頭の講演会はとても面白かったです。時間に押されて
最後ばたばたしてしまったのがとても残念でした。すぐに感想を送ろうと思ったんで
すが、今月から来月半ばまでは締め切りが忙しくて今になってしまいました。
防災の実際は現場で本当に壁の中がどんな風になっているか知らなければ意味がな
い、というのは衝撃でした。それこそが、青松さまのねらいだったのだと思います
が、返す返すももっとたくさんの人にみてもらいたかったのではないかと。悔しい思
いをなされたのではないかと。でもいずれ追い風は吹くと思います。頑張ってくださ
い。応援しております。
◆
その通りです。 本当に止まっ てなければ意味がない。
震度6~7には。家具固定の実態。
青松式地震予知実験 管理人 進村より
◆
http://aomatsu.jp/original/no2kantoukai
H,Y様より賜りましたメール。
進村様 スタッフの皆様 お疲れさまでございました。
昨日は2時間がアッという間で 大変勉強になりました。
継続は力なりである事を再認識致しました。
次回のセミナーを楽しみにしております。
我が家にも2匹の犬がおりますが、残念ながら進村様の柴君のように
頼りになりませんので、是非 倶楽部に参加させて戴きたく、重ねて
お願い致します。
お忙しい毎日とは存知ますが、どうぞご無理をなさらず
お体をご自愛くださいませ有難うございました。
◆
Sh※ey.様より
進村様、
昨日はありがとうございました。進村様がかぜをひいてつらかったでしょう。
二次会がなくってとっても残念でした。
おだいじに!
Sh※ey.
◆
N,T様より
進村様
昨日はありがとうございました。あっという間の正味2時間の勉強会でした。
雲に興味を持ち始めてからまだ2年程です。毎日毎日自宅のベランダから、
通勤の行き返りに空を見つめ、音と空気に耳を傾けてきました。
当初、雲を見ると皆地震と関連づけてしまいがちでした。
最近になり目視後の地震の発生状況を意識的に相関してみるようになったという
段階にすぎません。昨日の勉強会では重視すべきポイントを教えて頂いた様なきがします。
が、まだまだ。以下に質問とこれからの希望を列記いたします。
1.収束雲の収束点が震源。ならば放射雲は震源に向かい収束雲に変化していくのか?
収束雲の方が発生までの先行時間が短いのか?
2.発生までの時間と距離。大きさ。
3.震源地上で目視できるか?
4.衛星画像を見る際重視する点。目視の雲を即画像で見ることが出来ないときは?
まだまだ教えて頂きたいことたくさんありますが一応以上です。
◆
家具の取り付け方とっても参考になりました。
ロープぜひお譲り頂きたいと思いますが、次回勉強会時になるのでしょうか。
又、被災者の方の体験談は防災用品の具体的な備えに役立ち、何よりも一人でも多くの人
があのような悲惨な悲しい思いをしないですむようにと心のそこから願いました。
充実したひと時をありがとうございました。
長くなり申し訳ありませんでした。
千葉県市川市 N,T様
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◆御礼のメールなどを賜りました皆様へ、有り難うございました。◆
-m(--)m-
この場をお借りしまして、御礼とさせていただきます。
毎日 毎日 "古時計?" 積み重ねることですね。
コッコッと休まず前に歩くことかな。
続けることで、少しだけでも?防災貢献は、出来ると思います。
それを信じて、頑張りますので宜しく御願い申しあげます。-m(--)m-
◆