Aさん 最近東海地方では.詐欺商法が横行しているそうですね。 防災をえさにだましているとか。? 耐震補強に関しては、消費者センターも相場や実態が理解できないためか、 ただ話を聞いているだけが現状のようです。 B氏 そうですね、なんとしなければいけませんね.被害者を減らす事考えないと。 地震がきたらどうなっても知らないと解っていての無責任な補強は困りますね. かといって.防災しないのはもっと悪いから.難しいです。 だから、実例として.こんなやり方が強度に意味の無い工事と一般に広く広報 することをしないといけないと思いますね。早期に.. F氏 私の家は道路から見てこの様な形で建っています。    *   ***  *****   ******* ******* ************   *************** ******◎******** ************** ************** *-------****** *-------****** *-------****** --------------------- *一階に車庫+大屋根(瓦) *二階が偏っている.屋根瓦 この建物の補強はどの様にやれば良いのでしょうか? S氏 例として.Fさんの住まいの補強を考えたいと思います。 地震の力が建物に与える大きさ揺れる強さ(加速度)は、建物の重さ に比例し大きくなります。  ならば重い2階建てと平家の部分にかかる力の強さも当然違ってきま すし、揺れ方も違ってくると考えられますね。 それなのに、ホールダウン金物で外周の足元だけを(平均4-8ヶ所程度) 固めてしまうと、そうすると.平面耐力で継手(仕口)に、力の差が平 家と二階建ての中心の接合部にかかってしまいます。丁度◎の位置です。   この場合、水平耐力(回転モーメント)を強くするためには.火打ち. 三角火打ち金物等でしっかりと仕口を補強をする事が必要と考えますね。 次に偏心率(建物重心の位置と.耐力壁の建物の中心の位置=剛心のズレ) を整えることですね。 つまり.耐力壁が少ないところに耐力壁を増やし補強すると良いでしょう。 それから.HD(足元)を固めるといった耐震補強の流れになると思います。 A氏 Sさん、有り難うございました。建物全体にかかる力を考え、バランスのと れた補強が大切だということですね。 F氏 なるほど、水平にかかる力も考えて補強のプランを考える必要有りなのですね。 参考にさせて頂きます。Sさん有り難うございました。